怪我の予防と再発防止
スポーツ中の怪我には「外傷」と「障害」の2つがあります。
どちらも思いがけずに起こる不慮の事故の様に思われますが、ほんの少し気を付けるだけで、怪我の起きる確率を抑えたり、未然に防いだりする事が出来ます。
安心してプレーするためにも、怪我をしない為の予防策や再発防止策、怪我をしてしまった場合の応急処置の方法を身に付けましょう。
「外傷」
足を捻って転んだり、タックルされて足を強打するなど、強い外力が瞬間的に加わることによって起こります。(例:ねんざ、打撲)
「障害」
走る、蹴る、跳ぶなどの動作を何度も繰り返し行なう事による「使い過ぎ」、練習内容の急激な変化や、靴(シューズ)が体に合っていない事による「負荷(ストレス)」により、筋肉、腱、骨などが疲労して起こります。(例:疲労骨折)
<< ちょっと一言 >>
サポーターやテーピングを、ヒザ・足首など怪我が予想される部位や、以前に怪我をした患部に施すことは、「怪我の予防」や「怪我の再発防止」に大きな効果があります。
有効に活用して、怪我無く、楽しくプレーしましょう。
【怪我をしない為の心掛け】
- 1.すね当て(別名シンガード、レガース) 等の安全用品を正しく使用する。
- 2.サポーター・テーピングで怪我を予防する。
- 3.フェアで安全なプレーを心掛ける。
- 4.競技場や練習場を整備する。
- 5.適度な休憩と水分補給をし、体調管理に気を配る。
- 6.真夏の日中を避けるなど、練習時間の設定や練習場所の選定に気を配る。
- 7.ウォーミングアップ・クールダウンをしっかりと行う。
- 8.練習方法を急に変えたり、負荷を急に増やさない。
- 9.怪我からの復帰時や病み上がり時には、リハビリテーションを充分に行う。
【参考文献】
日本シグマックス株式会社. "かなり役立つハンドブック web版." ザムスト.
http://www.zamst.jp/スポーツの怪我 Harryhausens. "スポーツの怪我." スポーツの怪我.
http://spokega.web.fc2.com/at/injuryindex.htm