フェアプレー
フットサルやサッカーを安全に楽しくプレーする為に、皆がルールを正確に理解し、そのルールを守り、審判の判断に従う事は、スムーズで安全なプレーの進行には欠かせません。
自分が触ったボールがラインを越え、審判がそれに気付かず味方ボールになった時、「ラッキー」と思わず、「自分が出しました」と言える正直さは大切です。
意図的ではないファウルプレーの際、ファウルをしてしまった人は謝罪する素直さを持ち、ファウルをされた人は握手をしてそれを許す寛大さを持つ事も大切です。
相手チームの選手は「敵」ではなく、フットサルやサッカーを共に楽しむ「仲間」です。相手に怪我をさせる様な危険なプレーはもちろんの事、中傷する様な暴言を吐く事も絶対にしてはいけません。
又、審判も時には判断ミスをする事もあるのだと認識し、判定に異議があっても言動に出したりしてはいけません。
味方選手だけでなく、相手チームの選手を思いやる気持ちを持ち、審判に敬意を払い、「フェアなプレー」を心がけ、スムーズで安全なゲームを進行して、フットサルやサッカーを楽しみましょう。
【フェアプレーチェックリスト】
あなたはどれだけ出来ていますか?
※ 自分自身と味方に対して ※
- □ どんな状況でも、味方同士励まし合い、全力を尽くして正々堂々とプレーする。
- □ 勝ってもおごらず、負けても胸を張って、相手と健闘をたたえあう。
- □ 味方がいいプレーをした時には称賛し、失敗した時には責めたりしない。
- □ 味方選手が相手選手と問題を起こしそうな時、煽るのではなく、諌め、制止する事が出来る。
- □ 意図していないファウルプレーの際の謝罪や握手が素直に出来る。
- □ 自分が犯した反則に審判が気付かなくても、自己申告する正直さを持っている。
- □ 相手チームのFKの時、すぐに再スタート出来る様に、決められた距離まで離れる。
- □ FKやPKをもらおうとして、大げさに倒れたり、痛がったりしない。
※ 相手選手に対して ※
- □ 相手選手は「敵」ではなく、同じスポーツを楽しむ大切な「仲間」として敬意を払う。
- □ 相手選手に怪我をさせる様な危険なプレーをしない。
- □ 相手選手に対し、中傷する様な発言をしない。
- □ 相手選手にプレーで負けた際に、反則でカバーしたりしない。
- □ 相手選手に反則されても、報復行為をしない。
※ 審判に対して ※
- □ 審判に対して敬意を払い、その判断を信頼し、尊重する。
- □ 審判も時にはミスをするという事を認識し、判定に異議があっても言動に出さない。
※ 番外編 ※
- □ トイレ等の設備器具を清潔に使い、施設の備品を大切に扱う。
- □ ごみやタバコのポイ捨てなどしない。
【参考文献】
日本サッカー協会. "グリーンカード制度の積極的導入に関して." 日本サッカー協会.
http://www.jfa.or.jp/match/rules/index.htmlミズノスポーツサービス. "グリーンカードってなに?." ミズノフットサルプラザ フットサルディクショナリー.
http://www.mfpnet.com/dictionary/dic_qa_11.html