サポーター・テーピング
サポーターやテーピングを、ヒザ・足首など怪我が予想される部位に施し、関節の可動域に制限を加える事で「怪我を予防」します。
又、以前に怪我をした患部の「再発防止」に大きな効果を発揮します。
<< 過信は禁物!! >>
サポーターやテーピングの効果に期待し過ぎてはいけません。サポーターやテーピングをしたからといって怪我が治った訳でも、怪我をしない訳でもありません。
「怪我の予防」や「再発防止」に効果はありますが、「万一怪我をしても軽くすむように・・・」という、あくまで「保険の様なもの」である事をお忘れなく。
【サポーター・テーピングの目的と効果】
「怪我の予防」
足首や膝など怪我になり易い部位を補強し、関節の可動域に制限を加える事で、ねんざや靱帯損傷、脱臼などの怪我を予防します。
「怪我の再発防止」
以前に怪我をした患部は怪我になり易くなっています。弱くなった関節や筋肉、靱帯、腱などにサポーターやテーピングをする事で、その部位を補強・保護し、怪我の再発防止に効果を発揮します。
「応急処置」
怪我をした時の患部の固定や、冷却(アイシング)・圧迫等の応急処置などに有効です。
「怪我への恐怖感の軽減」
サポーターやテーピングをする事で、怪我に対する心理的な不安を軽減し、安心してプレーする事が出来る様になります。
<< ちょっと一言 >>
腫れがある部位へのテーピングは、循環障害を起こす恐れがあるため避けて下さい。
又、運動後に取り除くのはもちろんですが、テーピングをした部位周辺の皮膚に変色、しびれなどの血行の障害や過度の圧迫などの異常がが感じられた際は、すぐにテープを取り除いて下さい。
【サポーター】
ヒザ・足首などの「部位別」、伸縮性や拘束力、衝撃吸収力が異なる「素材別」「強度別」など様々なサポーターが開発されています。
又、自分の体にジャストフィットする「パターンオーダーサポーター」も販売されています。
【参考文献】
日本シグマックス株式会社. "かなり役立つハンドブック web版." ザムスト.
http://www.zamst.jp/スポーツの怪我 Harryhausens. "スポーツの怪我." スポーツの怪我.
http://spokega.web.fc2.com/at/injuryindex.htmニチバン. "考え方とその効果." バトルウィンドットコム スポーツテーピング講座.
http://www.battlewin.com/cource/idea_effect/index.html