フットサルを初めてする方・初心者の方
【フットサルってどんなスポーツ?】
フットサルは、ゴールキーパー1人とフィールドプレーヤー4人、合計5人で一つのチームを組み、5人対5人で対戦するサッカーに似たスポーツです。
【コートの大きさは?】
バスケットボールのコートを少し広くした程度の大きさです。
【始めるには何を揃えればいいの?】
フットサルをするには下記1~4の様なフットサル用品を揃える必要がありますが、その中で最も気を使いたいのは「シューズ」と「すね当て(シンガード、レガース)」の選び方です。
フットサルは足でプレーするスポーツですので「シューズ」と「すね当て(シンガード、レガース)」の選び方には特に気を使いましょう。
- 1.動きやすく、発汗性の良い シャツ パンツ ソックス
- 2.すねのケガを防止する為の 「すね当て(別名シンガード、レガース)」
- 3.フットサル専用シューズ(フットサルではスパイクの使用は不可)
- 4.専用ボール (4号ローバウンド)
【ボールがラインの外へ出たらどうするの?】
ボールがピッチ周囲に描かれたラインを越えて外へ出た場合、プレーを再開する方法は次の3通りに分かれます。
- 1.ボールが、ピッチの両側に描かれたタッチラインを越えて外へ出た場合
- 最後にボールに触った人の相手チームのキックインでプレーを再開します。
- 2.ボールが、ピッチの両端に描かれたゴールラインを越えて外へ出た時、ゴールを攻めていたチームの人が最後にボールに触った場合
- 守っていたチームのゴールクリアランス(ゴールキーパースロー)でプレーを再開します。
- 3.ボールが、ピッチの両端に描かれたゴールラインを越えて外へ出た時、ゴールを守っていたチームの人が最後にボールに触った場合
- 攻めていたチームのコーナーキックでプレーを再開します。
【ゴールキーパーはどこでも手を使って良いの?】
ゴールキーパーが手を使えるのは、ゴールポストの外側から半径6mの距離に描かれた、ペナルティーエリアと呼ばれるラインの中だけです。
ペナルティーエリアの外では、他のプレーヤーと同様に足や頭は使えますが、手を使う事は出来ません。ハンドの反則を取られます。
【フットサルで禁止されているプレーって何?】
プレーヤーが怪我をする原因となる以下の様な行為は全て反則となります。
又、ボールを手や腕で意図的に扱う行為(ハンド)も禁止されています。
- 1.相手を蹴る行為(キッキング)
- 2.相手をつまずかせる行為(トリッピング)
- 3.相手に飛びかかる行為(ジャンピングアット)
- 4.相手をチャージする行為(チャージング)
- 5.相手を打つ、叩く行為(ヒッティング)
- 6.相手を手や腰で押す行為(プッシング)
- 7.相手にタックルする行為(タックル)
- 8.相手を手や体で抑える行為(ホールディング)
- 9.相手が近くにいる時に、足を高くあげる行為(ハイキック)
※ 補足 ※
キッキングは、相手のボールを奪おうとして、不用意に相手を蹴ってしまった場合も反則となります。
ハイキックは、相手が近くにいる時に、高く上がったボールを足で触ろうとして、足を高くあげる行為です。足が相手の顔に当たってしまったり、ひざが相手の腹に入ったりして非常に危険です。高く上がったボールは、ヘディングなどで処理する様にしましょう。
<< 安全に楽しくプレーする為に >>
上に挙げた行為は何れも、自分が怪我をしたり、相手に怪我をさせたりする可能性のある危険な行為です。
危険な行為はお互いに気を付け、安全に楽しくプレーする様にしましょう。
<< ちょっと一言 >>
プレー前後の体のケアを省いて筋を痛めたり、応急処置が不適切だったため怪我が長引いたり、怪我した患部の再発防止処置をしなかったために再び怪我をするのは、実にもったいない事です。
普段よりちょっと気を付け、ひと手間掛けるゆとりを持って、安全に楽しくプレーしましょう。
【個人参加型フットサル(個サル)って何?】
フットサルは、ゴールキーパー1人とフィールドプレーヤー4人、合計5人で一つのチームを組み、5人対5人で対戦するチームスポーツです。ですから、自分だけがフットサルをしたいと思っても、人数が集まらなければ出来ません。
個サルは、自分と同じ様にフットサルをやりたいと思い、フットサル施設に集まった人達が、一緒に練習したり、何チームかに分かれて対戦したりしてフットサルを楽しむというものです。
個サルには、チームに所属していない人、チーム以外でもプレーをしてみたい人など、思いも、プレースタイルも異なった様々な人達が集まります。
毎回違った顔ぶれの全く知らない人達と、フットサルを通じてコミュニケーションを取る事が出来るのも、個サルの魅力の一つです。
<< ちょっと一言 >>
個サルは、フットサル施設が主催者の場合と、個人が主催者の場合とに分けられます。
フットサル施設が主催者の場合、曜日や時間は固定されている場合が多く、開催内容も試合形式だったり、フットサルスクールやクリニックを催したりと様々です。事前に各施設に確認しましょう。
個人が主催者の場合、フットサルをする場所は主催者個人が予約して確保し、参加者はインターネット等で募集します。開催内容は基本的に主催者が決めます。
【参考文献】
日本サッカー協会. "フットサル競技規則." 日本サッカー協会.
http://www.jfa.or.jp/